【ソウル18日聯合】パソコンの世界大手、米デルの創業者で最高経営責任者(CEO)のマイケル・デル会長は18日、韓国のパートナー企業との協力を通じて企業市場の攻略を持続的に推進する意向を示した。
 海外支社の訪問を兼ねて訪韓中のデル会長は記者懇談会を開き、「デルの昨年の売上高610億ドルのうち90億はパートナー企業との協力を通じた結果」とした上で、このように述べた。今年は直接販売にとどまらず、パートナー企業を通じた間接販売や企業市場分野の成長を期待しているという。

 滞在中にはサムスン電子の黄昌圭(ファン・チャンギュ)半導体総括社長、ハイニックスの金鍾甲(キム・ジョンガプ)社長、LGディスプレーの権暎寿(クォン・ヨンス)社長ら韓国の主要メーカーの経営陣らと会い、詳細な協力策について意見を交わす予定だ。デル会長はこれに関連し、向こう5年間の市場見通しを考慮すると液晶ディスプレーやハードディスク、メモリーなどの部品確保に向けた緊密な協力が必要だとし、「われわれの要求事項をパートナー企業とともに論議し、未来成長動力を模索する場となるだろう」と説明した。

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