【ソウル18日聯合】漢陽大学の研究チームが主導する次世代移動通信の中核技術が、ソフトウエア技術の国際標準化団体OMGの技術会議で国際標準化案として承認された。この技術を活用すれば、携帯電話端末で家にある家電製品をコントロールでき、遠隔操作で病院の診療や金融取引などがどこでも可能になる。
 漢陽大学が18日に明らかにしたところによると、電子通信コンピュータ工学部の崔勝元(チェ・スンウォン)教授チームが主導するスマートアンテナ技術の標準化案が、15日に米ワシントンで開かれたOMG技術会議で、国際標準案採択に向けた最終作業を承認された。最終採決で関連機関が満場一致で同意したもので、8か月間の最終案作業を経て、年末に国際標準化案に確定する予定だ。

 これが国際的な標準化案として確定すれば、次世代移動通信システムの基地局設計、製作、設置などに必要なすべてのソフトウエアとハードウエアの構造、インターフェースなどがこの方式に従うことになる。崔教授チームはスマートアンテナに関する中核特許技術を多数保有しており、世界市場で技術をリードするものと予想されている。

 このスマートアンテナ技術がOMGを通じ国際標準に選ばれれば、次世代移動通信の第4世代(4G)の国際標準として提案される見通しだ。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0