【ソウル18日聯合】韓国水力原子力は18日、独自開発した高レベル放射性廃棄物のガラス化技術を米サバンナリバーに提供することで覚書を交わしたと明らかにした。ガラス化技術とは放射性物質を溶融状態のガラスに閉じ込め、極限状況でも外部に漏れ出さないよう完全に遮断するもので、安定性が高いだけでなく廃棄物発生量を75%減らすことができる。同社は向こう5年間にわたり、サバンナ地域に保管されている高レベル放射性廃棄物を処理するためのガラス化設備建設と技術開発に参与することになる。
 韓国水力原子力は1994年から傘下の原子力発電技術院を通じ、この技術を世界で初めて開発しており、現在は蔚珍の原子力発電所内に設備を建設中だ。

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