文化体育観光部は韓国観光に「ブランド」を作り観光を活性化させ、海外観光支出の国内転換を誘導する計画だ。韓国固有の精神文化がにじむものとしてテンプルステイやソンビ(昔の学識者)文化、サムルノリ、Bボーイ、テコンドーなどを育成し、安東のタルチュム(仮面舞踊)、保寧マッド祭り、DMZ(非武装地帯)兵営体験、ラムサール条約の登録湿地など、伝統文化や地域的、文化的特性を生かした商品を開発する方針を示している。
特に、外国人観光客の7割を占める中国と日本からの観光客をターゲットに計画を立てることにした。日本人向けには、今年の韓日観光交流年を機に青少年交流を拡大するほか、自治体と連携したマーケティングや都市観光、シルバー世代に人気のテーマ商品を開発する。
また、出入国手続きや食事、名所、宿泊、交通施設など入国から出国まで、観光客の目の高さに合わせた改善作業を進める。今年900億ウォン(約91億6500万円)を投じホテルの新築や改修・補修を支援するほか、韓国独自のホテルチェーンや中・低価格の宿泊施設の認証制度も拡大する方針だ。
一方、韓国人に対しては国内の隠れた魅力を積極的に広報し、高付加価値の観光産業を戦略的に育成する。
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