【ソウル13日聯合】ソウル・明洞で週末だけ実施されている歩行者天国が年末にも平日に拡大され、1700メートルに及ぶ街路の環境も改善される。また、付近の乙支路2街一帯には「デジタルメディアストリート」や「デジタルメディアプラザ」など、先端ユビキタス通りが造成される。
 ソウル市は13日、こうした内容を盛り込んだ「明洞観光特区街路環境改善案」と「明洞~乙支路2街ユビキタス街路造成事業」計画を策定し、それぞれ推進する計画だと明らかにした。

 それによると、現在はメインストリートの明洞通りで週末だけ実施されている歩行者天国を、ショッピングモール「アバター」から明洞聖堂までの通りにも拡大し、平日の日中にも業務車両を除く一般車両の通行を統制する。

 また、昨年は中央通り~明礼坊通り、明洞3通り、忠武路通りなど街路環境改善事業を行ったのに続き、今年は53億ウォン(約5億5000万円)を投じ、11月までに明洞通りを含め、旧証券取引所、韓国電力などのある近代歴史探訪路と、中央通りの3街路など、明洞一帯の街路1725メートル区間を対象に、歩道・車道の舗装、街路樹の植栽、街路施設の整備などを行う予定だ。

 さらに来年までに民間参入事業として、清渓川沿いのハンファビルから乙支路2街の中小企業銀行本店、SKテレコム本社の間の長橋洞通りに「デジタルメディアストリート」と「デジタルメディアギャラリー」を、乙支路2街三角公園に清渓川に直結する「デジタルメディアプラザ」を造成する。人の動きに反応する街灯やデジタル落書き板、デジタルメディアアート展示館など先端施設を設置し、観光名所に育成する方針だ。

 このほか2010年6月までに、無線インフラを活用し各種観光とショッピングサービスコンテンツを提供するユビキタス施設を明洞地域に導入・構築する予定だ。

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