【パリ12日聯合】ソウル・瑞草区で2006年7月に発生した乳児遺体遺棄事件で、フランスの警察に逮捕された容疑者のフランス人女性が、正式に殺人容疑で裁判を受けることになった。容疑者はソウル在住当時の2002年と2003年に、自身が産んだ子ども2人を殺害した。また、来韓前の1999年にもフランスの自宅で自身が産んだ子ども1人を殺害したことを自供している。
 裁判所関係者らが伝えたところによると、事件を担当する捜査判事は12日の審理で、容疑者の夫については共犯の疑いはないとしたものの、容疑者については殺人罪で裁判に回付することを決定した。このため容疑者は逮捕から2年余りを経て、下半期にも裁判を受けることになる見込みだ。殺人罪で起訴された場合は無期懲役を言い渡される可能性が高いと伝えられる。

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