【ワシントン12日聯合】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で米国首席代表を務めるヒル国務次官補(東アジア担当)は12日、スイスのジュネーブで行う米朝協議に関連し、核開発計画申告の形式については柔軟に対処するとした上で、「北朝鮮は完全かつ正確に申告しなければならない」と述べた。形式の柔軟性が核申告に対する柔軟性を意味するものではないとの構えだ。実現可能な案について開かれた心で対話するとし、北朝鮮が完全で正確な申告を行ってこそ、そうした案が実現可能になると強調した。
またヒル次官補は、今回の米朝協議が北朝鮮側からの提案で開催が決まったことを明らかにした。協議の主な議題は核計画の申告になるとの見方を示し、核問題3段階プロセスについても意見を交わすことになるだろうと述べた。米朝間で論議となっているウラン濃縮計画とシリアへの核移転疑惑については、核計画申告の次元に含めて話し合うべき問題だとの考えを示した。
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