【ソウル12日聯合】ソウル市は12日、東大門運動場跡に2010年までに造成される東大門デザインプラザの周辺に、衣類縫製の集積施設となる専門ビルを建設することを明らかにした。この「先端衣類技術センター」は地上10階、地下3階、延べ床面積1万3531平方メートルで、先端縫製施設をはじめ、教育訓練、展示、福祉施設などが入る予定だ。市は同センターを東大門周辺のファッションタウンと連携させる考えで、デザインプラザと相乗効果を生むものと期待している。
 市と知識経済部、韓国産業団地公団はセンター建設に関する協定を今月中に結ぶ計画だ。市が土地を無償提供し、産業団地公団が建設し建物を市に寄付した後、20年間無償で使用しながら運営を担う。知識経済部はセンター内の縫製関連装備や共同活用施設、運営支援システムの構築を担当する。事業費は190億ウォン(約20億3000万円)で、産業団地公団は9月末までに実施設計を終え10月に着工、2010年7月の完工を計画している。

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