【ソウル12日聯合】知識経済部が12日に明らかにしたところによると、年初から先月20日までの米国に対する輸出額は55億1000万ドルで前年同期に比べ7.3%減少した。輸出全体に占める割合は11.0%となった。
 輸出全体に占める割合は中国向け輸出が22.0%で最も多く、次いでEU向けが15.2%となった。米国向け輸出は1990年には全体の29.8%に達していたが、1990年代半ば以降は割合が下がり続け、2003年には中国、2006年にはEUに追い抜かれた。さらに今年は東南アジア諸国連合(ASEAN)向け輸出の実績が前年同期比35.4%増の62億8700万ドルと、輸出全体の12.5%を占め、米国は4番目の輸出先に下がった。信用力の低い借り手向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響で今年の米景気は委縮する見通しで、こうした現象も一時的なものではなく流れとして定着する可能性が高まっている。

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