主要党職者会議での安院内代表(右端)=11日、ソウル(聯合)
主要党職者会議での安院内代表(右端)=11日、ソウル(聯合)
【ソウル12日聯合】ハンナラ党の安商守(アン・サンス)院内代表は11日、「未だに国政の足を引っ張り、改革を妨害している金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の追従勢力は、政権を交代させた国民の意をくんで退くのがふさわしい」との考えを示した。国会で開かれた主要党職者会議で述べたもの。ここ10年間に国政を破たんさせた勢力が野党や政府組織、権力機関、放送局、文化界、学界、市民団体など各界の要職に残っており、新政権発足を阻害していると主張している。
 続けて、「こうした人々が最後まで国政の足を引っ張り自ら退かない場合、国民により辞退させられることになるだろう」とし、国民が総選挙でこうした勢力を厳重に裁き、過半数の議席をハンナラ党に与えるとの見通しを示した。安院内代表のこうした発言は、今後波紋を呼ぶことが予想される。

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