【ソウル11日聯合】ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員は11日、1月に李明博(イ・ミョンバク)大統領の特使として訪米した際のようすについて、「米国は長く説明する必要がないほど韓国の政権交代に大きく安堵(あんど)した雰囲気だった」と述べた。ソウルで行われた学生軍事教育団(ROTC)フォーラムで講演したもので、米国は過去10年間、韓国政府の態度に不満を抱いていたようだとしている。
 鄭議員はまた、米関係者はプライベートの場で韓国に対する遺憾の意を露骨に表したとし、韓国人の大多数が親北朝鮮左派的な思考に陥っているという疑いを抱き始めたようだと紹介した。続けて、前政権は大韓民国を日和見主義者が建てた国だとして正統性を否定したと述べ、「政権交代に失敗していたらわれわれのアイデンティティーを乱す試みが続いただろう」と批判した。

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