前政権の太陽政策に対する評価を問う質問には、「その過程において南北関係を促進させ、南北間の交流拡大に肯定的効果があった」とした上で、南北関係を推進する方法と速度、幅、国民の共感を得る方法、合意を導出する方法などにおいては一部問題があったと指摘した。
6カ国協議に関連しては、国際的協力の枠と調和させながら、南北関係を進展させていく必要があると言及した。「非核・開放・3000」構想は中核戦略であり南北統一の過程を早める政策だとの認識を示し、これを具体化し積極的に推し進め、平和共存、暮らしが豊かな時代を作るため努力すると強調した。そのためには国民の合意と国会の支持が必要だと訴え、「国民的期待を理解しているため、任命後は国民が何を望んでいるのかを考え、慎重で毅然(きぜん)とした堂々たる姿勢で南北関係の発展に向け最善を尽くす」と主張した。
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