泰安郡南面水協によると、この地域の漁船230隻余りのうち、66隻が前日から夢山浦沖に出てイイダコ漁などを再開している。66隻のうち高波で操業できなかった14隻を除く42隻は合わせて2.5トンのイイダコを水揚げし、委販場に登録された仲買人を通じて4530万ウォンで買い取られ市場に流通した。
南面水協関係者は「被害が比較的少なかった南面と安眠島の漁民が郡に操業再開を申請したが許可が下りず、自主的に漁民会議を開いて操業再開を決定した」と説明している。一方、泰安郡海洋水産課関係者は「南面の漁民の操業再開は独自に決めたもの。補償問題など状況は複雑で、被害地域の漁民の全面的な操業再開は難しいが、安眠島など汚染が比較的少ない地域を中心に段階的に操業が再開されるだろう」と話している。
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