【ソウル9日聯合】政府は早ければ今月末にも、信用不良者(金融債務不履行者)や零細自営業者、中小商工者ら社会的な弱者500万人余りを支援するプロジェクト「ニュースタート2008」を発表する見通しだ。いわゆる社会的弱者復活プロジェクトといわれるもので、政策の失敗などで被害を受けた社会的に疎外された階層の人たちが正常な経済活動に復帰できるよう、政府レベルで支援するというもの。
 青瓦台(大統領府)関係者は8日、聯合ニュースの電話取材に対し、「社会的弱者の支援は李明博(イ・ミョンバク)大統領の大統領選公約でもある」と述べた。政府が多額の財政を投入しなくても支援できる方法があるとし、さまざまな方策を官庁と協議していると説明した。具体的な内容は今月末か来月初めに発表されるとの見通しを示している。

 このプロジェクトには、信用不良者の選別救済対策、自営業者への融資支援、農民・漁民の支援対策などが盛り込まれるとされる。


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