【ソウル7日聯合】国土海洋部は7日、年初からの海外建設受注実績が100億5000万ドルを記録したと明らかにした。
 海外建設は昨年に過去最高の年間実績(398億ドル)を記録、今年も好況が続いている。年初から2か月余りで100億ドルを突破したのは過去最短記録となる。昨年同期間の実績は50億ドルで、2倍以上の開きがある。国土海洋部は、韓国企業の受注競争力と中東・アフリカなど産油国の発注拡大傾向などから見て、今年は400億ドル以上の受注が可能なものと見込んでいる。

 現在までの受注実績を地域別にみると、中東が51億ドルで前年比250%増加し、アジアも30億ドルで50%以上の伸びを示している。工種別では、プラントが55億ドルで受注額全体の56%を占めたほか、土木は25億ドル、建築は18億ドルと、それぞれ332%と168%の急増を記録した。国別ではカタールが19億ドル、アラブ首長国連邦(UAE)が14億ドル、中国が9億ドルなど。特に中国では年間ベースで過去最高の受注記録をすでに達成している。業者別では、GS建設が18億ドルでトップ、現代建設が12億ドル、SK建設が7億6000万ドル、大宇建設と現代重工業が各6億ドルと続いた。

 政府は国内業者の建設受注と資源開発を抱き合わせにする形で海外進出を促進するなど、国内業者の海外建設受注を積極的に支援していく方針だ。


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