【ソウル6日聯合】サッカー実業団チームによるアマチュアリーグ・ナショナルリーグの、プロサッカーリーグ・Kリーグへの昇格制が廃止され、2~3年以内にプロ2部リーグ制がスタートする見通しだ。大韓サッカー協会の金在漢(キム・ジェハン)副会長、韓国プロサッカー連盟のパク・ギュナム副会長、韓国実業サッカー連盟のキム・ギボク副会長が先月2度にわたり昇格制の存続有無を協議した結果、昇格制の廃止、プロ2部リーグの発足に大枠で合意した。
 大韓サッカー協会の金副会長は6日、「過去2年間ナショナルリーグチームの昇格を試みた結果、昇格可能とみられた国民銀行と現代尾浦造船のいずれも昇格できなかった。この2年間は試行錯誤の過程だったと考え、ほかの代案を模索することにした」と述べた。その上で、ナショナルリーグのチームが十分準備できる期間を置き、2~3年以内にプロ2部体制を設けて入れ替え制を実施できるよう推進する方針を示した。

 大韓サッカー協会はプロ化が可能な6~8チームが出そろえば、早ければ2010年にも2部リーグを運営できるという見通しの下、2部制への移行を進めるもようだ。しかし金副会長は「この案は輪郭を設けたに過ぎず確定したわけではない。協会の理事会の承認を得る必要があり、ナショナルリーグの各チームの意見も聴取すべき」と指摘する。ナショナルリーグには地方自治体や公営企業も多いため、別途の法人を作り収益創出モデルを開発するなどプロ化に向けては難題が多いと話している。

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