【ソウル6日聯合】警察庁が6日に明らかにしたところによると、昨年の交通事故死亡者数は6166人で、前年に比べ2.5%減少した。交通事故発生件数は前年比1.0%減の21万1662件、交通事故による負傷者数は1.3%減の33万5906人だった。しかし、飲酒運転が原因の交通事故による死亡者の数は991人で前年より7.7%増えたほか、オートバイ運転中の事故による死亡者も8.0%増加した。
 また、全国的に中央分離帯や防護柵など歩行者安全施設の補強が進められ、交通事故で死亡する歩行者数(2304人)は前年より5.7%減少したものの、高齢の死亡者は1768人で3.2%増加した。このうち985人は歩行中に事故に遭っている。

 警察関係者は、昨年第1四半期に飲酒運転による交通事故死亡者数が急増したが、4月から週末を中心に飲酒運転の集中取り締まりを実施した結果、事故の増加傾向が鈍化したと説明している。今年は地方自治体と協議した上で、歩行者安全施設や夜間の道路照明施設の改善、飲酒運転やオートバイの違法走行の集中取り締まりを行う方針だ。


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