世界遺産登録が進められる良洞村=5日、慶州(聯合)
世界遺産登録が進められる良洞村=5日、慶州(聯合)
【慶州・安東5日聯合】慶尚北道を代表する伝統民俗村の慶州・良洞村と安東・河回村の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録が推進される。慶州市と安東市が5日、忠清南道の外巌民俗村で開かれた文化財庁民俗文化財分科委員会で、2つの村をまとめて世界文化遺産に登録申請することが決まったと明らかにした。これに向け、両市は12月までに村の歴史をはじめ建築・文化・民俗・景観・環境などに対する基礎学術調査を行い保存管理計画を立てるほか、国内外の類似した世界文化遺産を比較する学術大会なども開催する。来年1月に登録申請書を提出する予定だ。
 良洞村は朝鮮時代の15~16世紀以降に月城孫氏と驪江李氏によって作られた両班村。現在は150戸余りの伝統家屋と23点の指定文化財があり、1984年12月に村全体が重要民俗資料第189号に指定された。河回村も重要民俗資料第122号に指定されており、国宝など19点の指定文化財が保存されている。


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