【ソウル5日聯合】韓国電力公社は5日、ソウル本社でカザフスタンのCAPEC社と電力事業協力に向けた了解覚書(MOU)を締結し、同国の首都アスタナ市の発電事業への参加を共同で進めると明らかにした。
 アスタナ市は24万キロワット規模の石炭火力発電所の新規建設と36万キロワット級の発電所を60万キロワット級に増設するプロジェクトを進めている。CAPEC社は93万キロワット規模の発電設備を保有し、暖房供給も行っている民間企業だ。カザフスタンは石油など豊富な資源をもとに毎年10%水準の高成長を遂げているものの旧ソ連時代に建設された発電設備や送配電網の老朽化による電力不足が深刻な状況にあり、進出の可能性が高いと韓国電力は見込んでいる。

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