【ソウル5日聯合】青瓦台(大統領府)とハンナラ党は、新政権が早期に円滑な国政運営できるよう、政府・与党・青瓦台の協議チャンネルを3~4つ稼動させることにした。与党側関係者が5日、聯合ニュースの電話取材に対し、協議体の稼動は3者が有機的な関係を構築する必要があるとの判断に基づくもので、稼動案を確定すれば直ちに施行する予定だと伝えた。
 青瓦台はひとまず▼大統領と党代表の定例会合▼首相と院内代表、大統領室長または政務首席秘書官の協議ライン▼政策委員会議長団と閣僚の協議体――の3ラインを基本とし、必要に応じ分野別の協議チャンネルを稼動する方針とされる。

 大統領と党代表の定例会合は、人事問題を含む主要国政懸案に対し政務的な意見交換を行い、大枠での解決策を出す場となりそうだ。すでに李明博(イ・ミョンバク)大統領は閣僚人選について先月27日に姜在渉(カン・ジェソプ)ハンナラ党代表と緊急会合し、意見調整を図っている。首相と院内代表、大統領室長または政務首席のラインは、高レベルの政府与党協議チャンネルとして政策と政務全般にわたり懸案を随時協議することになる。党の政策委員会議長をはじめとする政調委員長団と各官庁の長官による協議体は、従来の政府与党協議体と類似するもので、主に主要政策懸案と立法対策の調整に重きを置く。


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