ホットラインは当初、青瓦台の執務室に別途の固定電話を設けることが検討されたが、「退庁後にも電話を取れるようにしなければ」という李大統領の指示により、携帯電話とすることが決定した。李大統領の業務時間中は随行する秘書が携帯電話を管理し、業務時間後は李大統領が直接携帯して就寝中も枕元に置いておく計画だという。ホットラインの番号は不必要な混乱を防ぐため、企業人に個別に通知するか、財界団体などを通じて非公開で通知する。
ホットラインの開設は大統領選当時の公約のひとつでもある。李大統領は昨年5月に韓国産業技術大学で講演した際、「ドバイのムハンマド首長が携帯電話で実務者の報告を受けるのを見て驚いた。企業関係者が大統領に直接携帯電話で話せる雰囲気を作らなくては」と指摘していた。また大統領選直後の昨年12月に行われた財閥オーナーらとの懇談会では、「どうすれば企業が投資をするのか提示してほしい。私に直接電話で連絡してほしい」と話している。
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