【ソウル4日聯合】韓国水力原子力が、大規模な原子力発電所建設に乗り出した中国に人材を派遣し、技術を提供する。同社が4日、中国広東火電工程総公司と1550万ドル規模の技術諮問契約を結んだと明らかにした。
 同社は中国広東火電工程総公司が来年から建設を始める原子力発電所の現場に、2013年までに40人余りを派遣し、原子炉系統の機電工事で技術諮問を行う。同社によると、今回の契約は原発の設計と燃料などすべての分野にわたり、国内の原発技術諮問輸出としては最大規模となるとしている。資材の輸出と違い、費用のかからない純粋な技術輸出のため付加価値も高い。大規模な原発建設を進める中国では技術者が不足しており、追加受注の可能性も高いとみている。

 同社は2006年に中国・嶺澳原発から305万ドルで技術諮問輸出を行ったのをはじめ、今回も含め合わせて21件、2618万ドルの技術輸出実績を上げている。


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