【ソウル4日聯合】金融監督院は4日、サムスン不正資金疑惑事件を捜査中の特別検事チームから調査依頼を受けた700余りの借名口座に対し、証券取引法違反有無の調査を開始した。監督院関係者が明らかにした。
 監督院は前日、サムスン前・現職役職員名義の20~30の借名口座に対し金融実名法違反の有無を確認するため、特別調査班をサムスン証券に派遣した。現在は、特別検事チームから回付された700余りの借名口座について、資料分析作業を経て、証券取引法違反に関する調査を開始した状態だ。インサイダー取引、株価操作、5%大量持分変動の報告義務違反などがないかを確認する。監督院は今後、法の限度内で可能な限りの力量を動員し、特別検事チームの捜査に協力する方針だ。

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