【ソウル4日聯合】知識経済部が4日に明らかにしたところによると、2月の携帯電話輸出は16億1400万ドルで、前年同月に比べ22.9%増加した。1月に続きデジタル電子分野の輸出品目でトップとなった。液晶パネルの輸出は36.1%増の14億5600万ドルで、2か月連続の2位だった。
 これに対し、昨年12月まで電子部門の輸出でトップだったメモリー半導体は、1月が14億1100万ドルと37.0%の減少を記録したのに続き、2月も28.5%減の13億6900万ドルと振るわず、品目別輸出額で3位に落ち込んだ。

 知識経済部は、2005年と2006年に各国のメーカーが低価格製品を強化したことで競争が激しくなった携帯電話が、プレミアム製品を中心とした高級化戦略を固守したことでデジタル電子輸出増加を支えたと評価した。

 デジタル電子部門の2月の輸出実績は、旧正月による操業日数減少などの影響を受け前年同月比7.7%増の97億7000万ドルにとどまり、8か月ぶりに100億ドルを割り込んだ。輸入実績は家電製品と一部部品など低価格製品と部品需要の増加により15.8%増の55億9000万ドルとなった。


Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0