朝礼であいさつを述べる柳佑益大統領室長=4日、ソウル(聯合)
朝礼であいさつを述べる柳佑益大統領室長=4日、ソウル(聯合)
【ソウル4日聯合】青瓦台(大統領府)の柳佑益(リュ・ウイク)大統領室長は4日、青瓦台で初の職員朝礼を行い、具体的な勤務指針を示すなど本格的な紀綱引き締めに乗り出した。
 柳室長は350人余りの職員が出席する中、「青瓦台は国と民族、大統領のために献身しなくてはならない。自ら節制しなければ献身の道は開けない」と訓示を述べた。

 また、職員の言葉は大統領の言葉となるため、どのような場合でも力を振りかざしてはならないとし、欲を持てば誘惑にはまり、利権に介入すればみずから破滅すると欲をいましめ、気分のよい表情であれ気分の悪い表情であれ、国民が気にするので公人として表情管理に気をつけることなどを求めるなど、力と欲、感情表現の3つを節制すべきだと指摘した。

 このほか、国民が大統領に大きな期待を持っているため、状況は容易なだけではないとし、成功する大統領になるかなれないかは、相当部分が職員にかかっていると奮起を求めた。その上で、夢を持つこと、大統領のために働くという考えを持つこと、創造的方式で働くことの3点を強調した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0