【ソウル3日聯合】統計庁が3日に発表した2月の消費者物価動向によると、先月の消費者物価指数は前年同月比3.6%、前月比0.4%それぞれ上昇した。前年同月比の上昇率は、昨年10月(3.0%)に2年5か月ぶりに3%台を記録して以降、11月が3.5%、12月が3.6%、今年1月が3.9%と上昇幅が拡大していたが、先月はやや鈍った。
 工業製品は国際原油価格と原材料価格の上昇が影響し、金の指輪が前年同月比41.5%、自動車用液化石油ガス(LPG)が24.9%、軽油が24.2%、ガソリンが17.7%、灯油が14.2%それぞれ上昇した。農畜水産物ではネギ(103.7%)、ハクサイ(76.1%)、青トウガラシ(41.4%)、ジャガイモ(39.1%)、イシモチ(25.7%)、鶏卵(22.5%)などの上昇幅が大きかった。また、行政手数料(19.5%)や下水道料(8.0%)などの公共サービス品目や、共同住宅管理費(6.0%)、入試向け総合学習塾費(6.1%)など個人サービス品目も平均上昇率を大きく上回っている。伝貰(保証金を一括で納める住宅賃貸方式)は2.2%、月払い家賃は1.3%、それぞれ上昇した。

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 一方、食料品など日常生活で頻繁に購入する品目で構成される生活物価指数は前年同月比4.6%上昇した。上昇率は昨年10月が3.9%、11月が4.9%、12月が4.8%、今年1月が5.1%と推移している。魚・野菜・果物などの生鮮食品指数は前年同月比1.6%低下し、昨年8月以来、半年ぶりに下落に転じた。


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