【3日ソウル聯合】錦湖アシアナグループは3日の企業説明会で、今年は国内外で昨年より28.2%多い総額2兆9193億ウォン(約3182億7250万円)を投資する計画だと明らかにした。研究投資に2057億ウォン、拡張投資に1兆4786億ウォン、新規投資に3254億ウォンを配分した。海外市場の強化に向け、錦湖タイヤ、錦湖石油化学、錦湖P&B化学、錦湖高速、錦湖レンタカー、韓国複合物流などを中心に5000億ウォン以上の海外投資も計画している。
 同グループの昨年の業績は、売上高が前年比13.8%増の20兆7754億ウォン、営業利益が同16.4%増の1兆4633億ウォンだった。今年の業績目標は、売上高を前年比27.3%増の26兆4429億ウォン、営業利益を36.9%増の2兆28億ウォン、経常利益を2.6%増の1兆9709億ウォンとした。さらに今後5年間で、11兆7500億ウォンの売り上げ増を目指す考えだ。 

 また錦湖アシアナはこの日、大韓通運買収の本契約を締結した。これで同グループは、建設部門、運送・物流・サービス部門、製造・化学部門にバランスのとれた事業構成を構築したことになる。大韓通運は国内および中国、ベトナムなど海外物量の確保、陸海空を連係した物流事業の展開、韓国複合物流基盤の利用、大宇建設の海外港湾およびターミナル開発事業への進出、アシアナ航空との航空貨物商品の開発などにより、5年間で3兆1000億ウォンの売り上げ増加を期待している。


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