【ソウル3日聯合】サムスングループの不正資金疑惑に対する捜査を進めている特別検事チームは9日で特別検事法が定めた捜査期間60日を迎えるのを前に、捜査期間を30日延長する方針を固めたようだ。特別検事チームは発足から60日以内に捜査を完了するか、関係者を起訴するかどうかを決定することになっているが、その決定が難しいと判断したものとみられる。満了日3日前まで大統領に事由を報告すれば期間を30日延長することができ、延長期間内にも捜査を終了できなかったり起訴に関し決定が難しい場合は、大統領に報告した上でさらに15日間延長できる。
 また、特別検事チーム関係者が2日に伝えたところによると、被疑者として最近出頭し調べを受けた李鶴洙(イ・ハクス)副会長と戦略企画室の金仁宙(キム・インジュ)室長に対する調べが再度行われる予定だ。具体的な日程は通知していないとしながらも、両者に対し確認すべき事項が多いと話している。李健熙(イ・ゴンヒ)グループ会長と夫人の洪羅希(ホン・ラヒ)リウム美術館長を出頭させる準備も進めているとされる。

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