【ワシントン2日聯合】6カ国協議で米国首席代表を務めるヒル国務次官補(東アジア担当)は2日、米国と北朝鮮は膠着(こうちゃく)状態にある核開発計画申告の解法を見出すため、ニューヨークのチャンネルを通じ協議を続けていると明らかにした。米国務省が伝えた。
 東南アジアを訪問中のヒル次官補は、北朝鮮側首席代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と会うため1日に急きょ北京を訪れたものの、米朝協議は実現しなかった。理由については明らかにしなかったものの、「われわれは会う準備ができていることを示唆した。わたしの感じたところでは、すべてが大変速く進行している。北朝鮮側には時間が必要だ」と述べた。

 改めて米朝間で協議を行う時期については、2~3日内ではないことを示唆しながら、「いつになるかはわからないが、数週間以内に実現できるよう努力している」と述べた。中国側が核開発計画の申告について熱心に研究し、米国も中国とよく話し合い事態を進展させることができるよい方策にたどり着いたとした上で、北朝鮮がそれについて検討しているだけに、今後数週間以内に2段階措置を終え3段階に進むことができるかを見守ろうとの考えを示した。

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