【ソウル29日聯合】サムスン不正疑惑事件を捜査中の趙俊雄(チョ・ジュンウン)特別検事率いる特別検事チームは29日午後、サムスン電子の李鶴洙(イ・ハクス)副会長とグループ戦略企画室の金仁宙(キム・インジュ)室長を被告発人として出頭を求め調査した。
 李副会長はグループの第二人者としてサムスンの主な意思決定の過程に関与した疑いが、金社長は違法な経営権継承疑惑の核心であるエバーランド転換社債の低価発行事件を企画・主導した疑いが持たれている。

 特別検事チームはエバーランドが転換社債を発行して第三者割当を行う場合、支配株主が変わり支配権が移るおそれが大きいという事実を知りながらも社債発行を強行した背景にグループレベルの指示や共謀があったかを確認する方針だ。


Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0