【ソウル29日聯合】ハンファグループの金升淵(キム・スンヨン)会長が29日で200時間の社会奉仕活動を終え、グローバル経営のスピードを上げる。金会長は昨年、息子に振るわれた暴力に対し暴力で報復するという事件を起こし、裁判所から200時間の社会奉仕を命じられた。
 ハンファ関係者によると、金会長は昨年12月20日から法務部の保護観察所が指定した忠清北道内の施設で社会奉仕を始め、履行時間がこの日午後で200時間に達した。毎週3~4日、1日9時間ほど、認知症や重症の高齢者や児童の世話、福祉施設の行政補助などの活動に取り組んできた。金会長は奉仕活動の感想を、「韓国社会に捨てられて暮らす人たちが思った以上に多いと感じた。社会に光となる人たちがいることも悟った」と語った。自らが身を置いている企業活動を通じ、社会に奉仕する人間になりたいと強調しているという。

 金会長は近く国内外の事業場の視察に乗り出すなど、グローバル経営にまい進する方針だ。同時に、今後もハンファグループのボランティア団とともに奉仕活動を続ける。



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