【ソウル29日聯合】海外ファンドの投資熱に押され、昨年は機関投資家の外貨証券投資が約60兆ウォン(約6兆6948億円)急増した。
 韓国銀行が29日に明らかにしたところによると、外国為替取り扱い銀行や証券会社、資産運用会社、保険会社など機関投資家の外貨証券投資残高(時価基準)は昨年末現在1195億5000万ドルで、前年末比640億3000万ドル増加した。ウォンにすると112兆ウォンで、前年から60兆ウォン増えたことになる。投資残高増加率は115.3%に達した。

 機関別では、資産運用会社の投資残高が760億4000万ドルで前年比333.4%急増した。増加額(584億9000万ドル)は機関投資家全体の増加額の91.3%を占めている。保険会社は24億ドル増の260億6000万ドル、外国為替銀行は30億6000万ドル増の144億3000万ドル、証券会社は7000万ドル増の30億2000万ドルと集計された。

 投資残高を資産別に見ると、株式が761億ドルで全体の63.7%を占め、次いで債券が259億5000万ドル(21.7%)、居住者が海外で発行する外貨建て証券のコリアンペーパーが175億ドル(14.6%)と続いた。株式は前年比366.4%急増している。

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