【釜山29日聯合】釜山市は29日、昨年1年間に釜山を訪れた外国人観光客は167万696人で、前年の153万1099人に比べ9.1%増加したと明らかにした。昨年の全国の外国人観光客増加率は4.8%で、これを大きく上回る数値となった。
 国・地域別では、日本が54万9729人で32.9%を占め、中国が18.2%、米国が5.8%、台湾が2.1%、ロシアが2.1%、香港が2%の順。中国と香港の観光客は、韓国入国ビザの緩和措置に加え、釜山市の積極的な現地広報の成果で、前年に比べそれぞれ24.5%と22.1%増加した。米国とドイツ、豪州、フランスからの観光客も、相次ぐ国際会議の開催などの影響で10%以上増加した。一方、日本からの観光客は円安と韓流ブームが下火になったことで4.1%減少したほか、台湾も中国との交流拡大で本土訪問が増えたことが影響し、37.3%減少した。

 釜山市関係者は、団体旅行客を多く誘致した旅行会社にさまざまな恵沢を与え、各種文化イベントを活用した外国人誘致マーケティング、海外広報、東海岸の市・道共同観光商品開発などの努力が実ったようだと評価している。今年も国際映画祭や花火大会、海水浴場などを生かした観光客誘致努力を強化していく方針だ。

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