【ソウル28日聯合】政府中央庁舎で21日に発生した火災は、火元の504号(国務調整室)に置かれていたパソコンモニターの電源コード損傷が原因だったことがわかった。ソウル鍾路警察署が28日、同室から回収したさまざまな燃え残りに対する精密鑑定を国立科学捜査研究所に依頼したところ、こうした回答を得たと明らかにした。研究所は、このコードが事務室のついたてと机の間に挟まっており、摩擦などで絶縁が損傷した可能性が高いとみており、警察は同室を使っている職員を呼び、電気器具の管理・点検が規定通り行われていたかどうかを調べている。
 火災は21日午前0時半ごろ504号室から発生し、同室と503号室など142平方メートルが燃えたほか、他の事務室一部と器具にも被害があった。火は30分後に消し止められたが、総額1億500万ウォン(約1191万円)相当の被害を出している。

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