【ウラジオストク28日聯合】韓国石油公社など韓国企業が40%の権益を持つロシア・カムチャツカ半島近くの海上鉱区で、6月から本格的な試掘作業が始まる。石油公社が28日に明らかにした。石油公社と韓国ガス公社、GSカルテックス、大宇インターナショナルなど韓国企業7社は、ロシアの国営ロスネフチと共同でこの鉱区の開発を進めている。
 鉱区はカムチャツカ半島西側のオホーツク海、水深300メートル以下の大陸棚に位置しており、面積は6万2680平方キロメートルに達する。ロシア天然資源省はここに37億バレルの原油が埋蔵されていると推定している。ロシアで韓国企業が探査段階から油田開発に参加するのは今回が初めてとなる。

 地理的に韓国と近いため、開発に成功すれば現地で販売される他の鉱区とは異なり、直接国内に原油を持ち込めるようになることから、原油需給の安定化にも寄与するものと期待されている。

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