【ソウル28日聯合】日本植民地時代にインドネシアのジャワ島で高麗独立青年党員として活動した独立有功者が、初めてその功績をたたえられ3月1日の独立運動記念日に褒賞を受ける。
 国家報勲処は27日、今年89周年を迎える独立運動記念日に、故ミン・ヨンハク氏をはじめ蘆嶺や満州地域で独立軍として活動し死亡したキム・ジョンハ氏、キム・ユンゴル氏、ナ・ギョンソ氏、チョン・ウォンセ氏ら66人の烈士・愛国者を褒章する計画を明らかにした。内訳は建国勲章が25人、建国褒章が26人、大統領褒章が15人などで、生存者は1人もいない。

 建国勲章愛国章を授与される故ミン・ヨンハク氏は、日本軍に軍属として徴用されジャワ島で連合軍捕虜監視員を務めながら、独立運動団体の高麗独立青年党に加わり活動した。後に収容所から脱出、日本人を射殺し日本軍と激戦を繰り広げたものの、銃傷を負って自殺した。

 国家報勲処関係者は、「中国や日本ではないインドネシアで独立運動を行ったケースはこれが初めてで、非常に珍しい」と授章の意味を説明した。66人のうち、56%に当たる38人は遺族らが独立有功者申請をしていなかったが、専門史料発掘・分析団が国家記録院に保管されている当時の裁判判決文、受刑者名簿、メディア報道などを分析・整理した結果、褒章が決まったと話している。

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