【釜山27日聯合】アシアナ空港が格安航空会社のエア釜山(旧釜山国際航空)への出資を完了し、格安航空市場への参入に向けて本格的に動き出した。
 エア釜山は27日、釜山商工会議所で株主総会を開き、アシアナ航空の経営参加に伴う定款改正、アシアナ航空の株金納入、理事選任、社名変更などの案件を議決した。これに先立ち、アシアナ航空は同日午前、エア釜山との投資協約に基づき株金230億ウォン(約26億1203万円)の納入手続きを終えた。

 株主総会では代表理事にアシアナ航空旅客営業部門の金秀泉(キム・スチョン)常務が選ばれ、社名も釜山国際航空からエア釜山に変更された。アシアナ航空側から代表理事を含め登記役員の過半数を占める4人の理事が選任され、委託経営でなく事実上の直営に乗り出すものとみられる。

 エア釜山は年内の正式就航を目標に来月中に航空機の機種を選定した後、6月までに定期航空運送免許など行政手続きや操縦士雇用契約を済ませる計画だ。

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