南氏は理念的偏向性をめぐる議論とともに、子どもの二重国籍、夫人の不動産投機、教育費の二重控除などの疑惑が取り沙汰されており、野党陣営が攻勢を強めていた。
一方、朴氏は同日午後に予定されていた国会環境労働委員会での人事聴聞会を前に、同委の洪準杓(ホン・ジュンピョ)委員長に直接辞退の意向を伝えた。洪委員長によると、午後3時25分ごろに朴氏本人から直接電話があり、「済州道の土地のほかには非難を受けるようなものはないと思うが、投機者扱いされ心外だ。辞退したい」と話したという。朴氏はこれまで、京畿道金浦の農地所有など、不動産投機や偽装転入、変則贈与疑惑などが提起されていた。
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