公開された「チェアマンW」と、その傍らに立つ崔馨鐸社長=27日、ソウル(聯合)
公開された「チェアマンW」と、その傍らに立つ崔馨鐸社長=27日、ソウル(聯合)
【ソウル27日聯合】国産車としては初めて販売価格1億ウォン(約1134万円)を超える大型セダンが発売された。双竜自動車は27日、ソウル市内のホテルで大型セダン「チェアマンW」の新車発表会を開き、本格的な市販を開始した。「チェアマンW」の価格は装備や排気量により5950万ウォンから1億200万ウォンとなる。最高クラスとなる5000cc級モデルのリムジンは国産車としては初めて基本販売価格が1億ウォンを超えた。
 ナビゲーションシステム、後方監視カメラを基本装備とし、横滑り防止機構(ESP)、デュアルニーエアバッグなども搭載される。このほか最先端システムである3世代ワイドスキャニングアクティブクルーズコントロール(ACC)、電子制御式エアサスペンション(EAS)、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)、電動パーキングブレーキ(EPB)、メモリー機能付きリモコンキー、タッチセンシングスマートキーシステムなども搭載された。

 双竜自動車は、メルセデス・ベンツの「Sクラス」、BMWの「7シリーズ」、アウディの「AB」などと勝負するため、性能、安全性、静粛性、乗り心地などで世界的な水準の競争力を持たせたと説明する。

 同社の崔馨鐸(チェ・ヒョンタク)社長は「国産車ではなく輸入大型高級セダンと直接競争する。完ぺきな仕様、性能、価格、品質で超大型プレミアムセダンの新たな標準を提示したい」と話している。

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