【ソウル27日聯合】韓国銀行が27日に明らかにしたところによると、国内居住者が昨年海外で使用したクレジットカード(デビットカード含む)金額は63億7300万ドルで、前年に比べ32.6%急増した。1997年に韓銀が関連統計を始めて以来の最高金額となった。クレジットカード海外使用者数も、前年より25.7%増え、887万人と集計された。1人当たりの使用額は719ドルで、前年(682ドル)を5.5%上回った。
 クレジットカード使用額の急増は、ウォン高に加え東南アジアなど周辺国の低価格旅行商品が人気を集め、出国者数が増えたためと分析される。昨年に出国した国内居住者数は前年比14.8%の1332万人で、同期間に入国した外国人数(644万8000人)より2倍多い。

 一方、非居住者が韓国内で使用したクレジットカード金額は451ドルで、前年比11%の増加だった。韓銀関係者は、観光や就業目的の中国人訪問者が増え、外国人入国者数は全体的に増加しているが、主に現金が使用されているため、カード使用額は減少しているようだと話している。

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