【ワシントン26日聯合】ブッシュ米大統領が韓国、コロンビアとの自由貿易協定(FTA)批准に集中する方針を示した。ホワイトハウスのペリノ報道官は26日の定例会見で、ブッシュ大統領が同日午後、前職通商担当閣僚や議員らと、韓国などとのFTAの重要性と議会批准の必要性に話し合うと明らかにした。現在、米議会には韓国のほか、コロンビア、パナマとのFTA批准案が係留中だが、ブッシュ大統領はこの日の会議で、韓国とコロンビアとのFTA問題に集中すると説明した。またホワイトハウスは、会議終了後に発表した報道資料でも、「ブッシュ大統領は歴史的な韓米FTAの議会批准に向け、議会と緊密な協力を続けるだろう」と重ねて述べている。
 ブッシュ大統領の主宰で開かれた会議には、米通商代表部(USTR)のシュワブ代表、クリントン大統領使節のマクラーティ秘書室長、デイリー元商務長官、シャララ元保健福祉長官、グリックマン元農務長官と、民主・共和両党所属の元議員ら20人余りが出席した。

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