【ソウル26日聯合】企業がことしの研究開発(R&D)に、昨年より12.3%多い28兆ウォン(約3兆1900億円)余りを投じる計画だ。韓国産業技術振興協会が26日、研究所を持つ企業528社を対象に行った、ことしのR&D投資と人材計画に関する調査結果を明らかにした。
 それによると、企業のR&D投資額は28兆3000億ウォンで、前年の25兆2000億ウォン(速報値)より3兆1000億ウォン増加する見込みだ。大企業は前年比9.0%増の21兆1000億ウォン、中小企業が前年比23.3%増の7兆2000億ウォンとなっている。

 業種別投資規模は、電機・電子が13兆9000億ウォンで最も多く、続いて機械・素材が7兆6000億ウォン、化学・繊維が2兆6000億ウォン、情報通信が1兆5000億ウォンの順だった。R&D投資増加率は情報通信が22.4%で最も高く、機械・素材が16.2%、化学・繊維が14.2%などだった。

 研究員の新規採用規模は2万9232人で、大企業が1万862人(37.2%)、中小企業が1万8370人(62.8%)だった。業種別では電機・電子が1万615人(36.3%)で最も多く、機械・素材が7801人(26.7%)、情報通信3414人(11.7%)、化学・繊維3257人(11.1%)と続いた。

 同協会は、企業のR&D投資を導くには、大企業のR&D投資促進のための規制緩和とともに、中小企業の持続的なR&D投資拡大に向けた政策的サポートが必要だと指摘している。

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