平壌順安国際空港に到着したニューヨークフィル団員ら(朝鮮中央通信)=25日、ソウル(聯合)
平壌順安国際空港に到着したニューヨークフィル団員ら(朝鮮中央通信)=25日、ソウル(聯合)
【平壌26日聯合】米国文化の象徴、ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラが26日、北朝鮮・平壌で歴史的な公演を行う。
 東平壌大劇場で行われるこの公演は、南北をはじめ全世界にテレビ生中継される。北朝鮮と米国の国家、ワーグナーのオペラ「ローエングリン」第3幕への前奏曲、アントニン・ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」、ジョージ・ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」など5作品が演奏される。演奏後にアンコールを求められた場合は、韓民族の伝統民謡「アリラン」を演奏する予定だ。

 ニューヨークフィル団員らは27日午前に平壌・牡丹峰劇場で、朝鮮国立交響楽団と室内楽協演を行う。朝鮮国立交響楽団は、ニューヨークフィルの常任指揮者ロリン・マゼール氏のタクトで演奏を行うことになる。同日午後にはソウル公演に向け、韓国入りする。

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