【務安25日聯合】全羅南道が力を入れるフォーミュラ・ワン(F1)世界選手権招致を支援する、F1特別法案の第17代国会での処理が望めなくなった。
 F1特別法案は22日の国会文化観光委員会法案審査小委員会で話し合われたものの、ハンナラ党が慶州歴史文化都市特別法と合わせて処理することを主張し、統合民主党と意見の溝を狭められなかった。法案が今国会を通過するには、会期最終日の26日までに文化観光委員会の全体会議を経て法制司法委員会を通過する必要があるが、現在としては物理的に難しいとみられる。これにより、今国会で法案を通過させ、最近進められているプロジェクトファイナンスを通じF1事業を加速化しようとしていた全羅南道の計画に影響が生じることは避けられなくなった。

 道のユン・ジンボF1支援課長は、この1年余り法案の国会通過を目指し全力を上げてきたが、政治論理により結局処理されなかったとし、第18代国会が開かれる6月にも、既存の法案を徹底的に補完した新たな法案を再度推進すると話した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0