【大邱25日聯合】独島の領有権を強化し、その地位と価値を確実なものとするため、慶尚北道が26日、地域の大学を中心に分散している独島関連研究団体を統合した協議体を発足させる。
 現在、道内にある独島関連研究機関・団体は、慶北大学の鬱陵島・独島研究所や嶺南大学の独島研究所など大学付属研究所5か所と、大邱慶北研究院に入る鬱陵島・独島発展研究会の、計6か所。道は26日、各研究機関・団体関係者と「慶尚北道独島研究機関による統合協議体の相互協力に向けた協約書」を交わし、統合協議体を構成する。独島に関する研究が体系的・総合的に行われるようにする方針だ。

 協議体の構成後、慶北大の研究所は独島の自然生態や法的研究を、嶺南大の研究所は史料と自然資源開発に関する研究を、大邱慶北研究院の研究会は独島関連の政策開発・資料発刊などをそれぞれ担当する。統合協議体はまた、独島の歴史と生態、環境を集大成した独島総合白書(仮称「独島誌」)の発刊も検討しているという。

 一方、日本の島根県が2月22日を「竹島(独島の日本名)の日」に制定し、2~3月に独島関連行事を行っていることと関連し、道は2月を「『独島愛』重点広報の月」と定め、さまざまな行事を開催している。

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