政府組織法改正案、国会本会議で賛成多数で可決

【ソウル22日聯合】国会は22日の本会議で、海洋水産部を廃止し統一部と女性部を存続させるなど、中央官庁を現在の「18部4処」から「15部2処」に縮小する内容の政府組織法改正案を可決した。出席議員210人のうち賛成164、反対33、棄権13の賛成多数となった。
　採決に先立ち、民主党の女性議員らが中心となり女性部を女性家族部に名称と機能を元通りにする内容で提出した政府組織法改正修正案が出されたが、出席議員202人のうち賛成51、反対124、棄権27で否決された。

　政府は23日午前に韓悳洙（ハン・ドクス）首相主催による閣議を開き、関連法の公布案を審議、議決した上で、大統領の裁可と公布手続きは李明博（イ・ミョンバク）次期大統領の就任後に行うようにする方針だ。