【ロサンゼルス21日聯合】米国のヒル国務次官補(東アジア担当)は21日、ライス米国務長官の北東アジア歴訪計画に北朝鮮訪問は含まれていないと明らかにした。ロサンゼルスで開催された太平洋時代研究所(PCI)主催の授賞式出席に先立ち、記者らと会った席で述べたもの。
 ヒル次官補は「ライス長官は李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の就任式に米国側特使団長として訪韓することをうれしく思っている。訪韓後は北京と東京を訪問する予定で、今回の北東アジア歴訪は6カ国協議の懸案について意見を交換する立派な機会となるだろう」と述べた。

 6カ国協議の見通しと関連しては、昨年10月の合意に基づき、北朝鮮は完全で十分な核開発計画申告書を提出すべきであり、申告書提出に際しては履行の準備ができているかを調べ、それらが実現されてこそ次の段階に進むことができるとの見解を示した。

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