プロ野球8つ目の球団創設を進めているセンテニアル・インベストメントが民間たばこメーカーのウリたばことメーンスポンサー契約を締結したことに対し、禁煙団体が反対している。
 韓国禁煙運動協議会は21日に声明を発表し、「たばこ会社によるスポーツ後援は、健康な精神と肉体を目指す『スポーツ精神』に外れるだけでなく、スポーツを冒とくする行為との点で、絶対に実現してはならないこと」と述べた。世界保健機関(WHO)が定め、韓国政府も批准したたばこ規制枠組み条約(FCTC)でも、たばこ会社がスポーツ後援をできないよう勧告していると指摘した上で、ウリたばこのプロ野球後援を止めなければならないと主張した。政府に対し、「たばこ」という言葉が入った企業がスポーツ後援を一切できないよう強制し、たばこ会社のスポーツ後援を禁じる法を速やかに制定するよう求めた。ウリたばこに対しても、主要観客層の青少年や若者を誘惑するためのスポーツ後援を中止するよう促した。

 センテニアルはこの日、メーンスポンサーにウリたばこを確定したと明らかにしている。契約は2010年までの3年で総額300億ウォン(約34億2500万円)で、ウリたばこは球団名をはじめ、ユニフォーム(上着前面)、帽子前面、ヘルメットの広告権を得た。

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