韓国と北朝鮮、中国が21日から2日間、中国・北京の駐中韓国大使館で、6カ国協議合意に基づく対北朝鮮経済・エネルギー支援問題を協議する。3カ国のエネルギー支援協議は昨年11月に中国の瀋陽で、12月に北朝鮮の平壌で開かれており、今回が3回目となる。協議では、北朝鮮の核開発計画申告と核施設無能力化の見返りとして韓中が最初に支援する、エネルギー設備・資材提供問題が主に話し合われる見通しだ。
 韓米中ロの4カ国は6カ国協議での合意と付属合意に基づき、核申告と無能力化の見返りとして、北朝鮮に重油45万トンと、重油50万トンに相当するエネルギー設備・資材を提供することになっている。このうち第1次分の設備・資材支援は韓国と中国が負担することが決まっており、韓国は昨年12月に鉄鋼材5017トンを提供したのに続き、今月22日からは薄鋼板をはじめとする鉄鋼類5品目2830トン(22億ウォン相当)を北朝鮮に送る計画だ。

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