振り子列車は昨年4月から試験走行を行っており、昨年末には2万キロメートルの無事故走行と時速160キロメートルでの走行に成功したのに続き、先月17日には時速170キロメートルでの走行にも成功している。振り子列車は在来線のセマウル号やムグンファ号の置き換えとして投入され、現在セマウル号とムグンファ号が走る路線に投入される予定だ。
振り子列車はカーブ区間の走行時に車体を内側に傾けることで遠心力を弱め、速度を落とさずに走れるようにしたもの。アジアでは日本に次いで2番目の開発となる。現在のセマウル号は最高時速150キロメートルだが、カーブ区間では脱線を防ぐために半分以上速度を落とさねばならないのに対し、振り子列車の場合は時速100キロメートル以上でカーブ区間を走行できる。
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